ブルーコーラルとアメリカンブルーの違いを教えて下さい

ブルーコーラルとアメリカンブルーの違いですが、ブルーコーラルはアメリカンブルーに比べて花が多く楽しめることです。
また株の出来が良く、成長が旺盛ですから、アメリカンブルーよりも早く大きな株にできます。

アメリカンブルーは株が暴れて花が少ないと感じる方にとって良い品種ではないかと思います。
実際そういった評価も頂いております。

花持ちが、一日しかしないのですが

咲いても、翌日にはしぼんでしまいます。これは正常なのでしょうか?

ブルーコーラルも従来品種のアメリカンブルーと同様に一日花です。

悲しいかな、一花の寿命がとても短い特性があります。
小関園芸で調べたところ、1日半はもったものもありましたが。
ですから、正常といえば正常です。

たしかに長持ちすると良いと思います。
従来のアメリカンブルーでは、蕾の数も少ないので、花つきが少なく感じていましたが、
ブルーコーラルはそれを打ち消すように多くの蕾が次から次へと付いてきます。
これがブルーコーラルの特徴だと自負しております。

ブルーコーラルがあまり、育ちません

6月にブルーコーラルを買いました。それ以来雨続きですが、あまり、枝も伸びず、花もそれほど多くつきません。ついてもまばらについて、一度に咲いているのは、せいぜい5つぐらいです。
大切に育てたいのですが、どうすれば、枝ぶりよく(ドーム型に)花をつけさせることができるのでしょうか。

原因は水分が多すぎると考えられます。

ブルーコーラル(アメリカンブルーも同様)は、土が乾燥した状態(注:乾きすぎるではない)で多くの花を付ける習性があります。
小関園芸でも8号鉢を生産していますが、出荷前はしおれる直前まで水を与えず、花を多く付けて出荷しています。
ただ、雨の当たる場所ではその状態にはしづらいと思われます。水はけの良い土に植え替えて下さい。

ただ市販の土については問題があります。
あまり非難するのも良くないと思いますが、安い市販の土はあまりお勧め出来ません。
最近はかなり見直されてきて、安くても良い土が出回るようになりましたが、
特価になっているような土は、全てではありませんが水はけが悪いものが多いと思われ、
その土に植えたことにより、水分が多すぎる状態になっているのではと思います。

他の対策ですが、まず置き方を変えてみましょう。
鉢を雨の直接当たらない軒下等に移動し、少し台か何かの上に置いてください。
鉢上が風通し良くても、鉢の下が常にしめっている状態ではいけません。
そうすることによって、鉢土が乾燥しやすくなります。
土が乾燥すれば、十分な空気が土中に入り、根もより活発に動くでしょう。
根が動けば、茎も良く成長し、花も付きやすくなります。
本来は土を水はけの良い土に変えてしまうのが良いのですが、手間がかかる時はお試し下さい。

ブルーコーラルの刈り込みについて

ブルーコーラルを切ってそのまま植えてもいいのですか?

刈り込み出来ます

ブルーコーラルは刈り込みに強い植物です。特に暑い時期は全くといっていいほど問題ありません。
理想とする形より少し短めに刈り込んでください。
肥料と水が十分あれば、すぐに新しい芽が吹いてきて、一段とボリュームが出てきます。
逆に刈り込まないと花をたくさん付けることができなくなります。

プランターや大きい鉢に植えるときは、あまり安い用土でなくある程度の値段のものを購入します。
その時水はけの良いものを選ぶのがポイントです。
植える時少し深めに植えるとより株が出来ます。
水はけの悪い土や地植えの場合は逆に、少し高めに植えます。

水はけが良くないと花付きが悪くなります

ブルーコーラルを家の中で越冬させ、長く育てたいのですが、何をしたらいいのでしょう?

最低気温が15℃を切り始めたら、家の中でも一番温度の高い場所に避難させてください。

刈り込みは邪魔にならない程度に行い、病気の発生を抑えるためにも
枯れ葉などは茎の間や鉢土の上からきれいに取り除いてください。
水は今まで通り少し控えめに与え、肥料は特に与える必要はありません。

バルコニーなど日が当たりやすく、温度が高い場所があれば、冬の間の開花も望めます。
その場合は、夏の半分くらいの肥料を与えて下さい。化成肥料が良いでしょう