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旬のページ 2008年3月
3月1日(土)
マクロ日記-ストレプトカーパス(有茎) ミニピンク
3月になりましたがまだ寒い日が続きます。
が、小関園芸のハウス内は、一足先に”春”のよう。
色んな花が次々と咲き、出荷もまだ無いので、”撮影会”が出来ます。
今日は”ストレプトカーパス”。
このホームページでは、有茎タイプは”紫色の中輪”だけですが、実は色々あります。
その中のひとつ、”ミニピンク”です。
マクロですので大きく見えますが、実際は直径約1cmくらいしかなく、とても小さな花です。
こんな風にいっぱい連なって咲きます。
なかなか奇麗な花です。
株が作りにくくなかなかうまく生産出来ません。
うまく作る”コツ”をつかみつつあるので、来年くらいにはたくさん生産出来るかもしれません。
お楽しみに!
3月2日(日)
これな〜んだ?
こんな季節なのに、収穫出来ました。
これは何でしょう?
以前も紹介したことがあるのですが、実は”コーヒーの実”です。
前回の収穫後、ハウス内で乾燥させていたのですが、湿度が高く腐ってしまいました。失敗…
自家製コーヒーを飲む! を目標に、今度こそ!!
3月4日(火)
休みなく…
いよいよ展示会シーズンに突入しました。
明日は大阪へ行きます。
7日は岐阜花き流通センターの内覧会です。6日から準備で行きます。
8日は愛知県豊明花き市場のトレードフェアです。
準備は…
やっとカタログが出来上がっただけです。
価格表、販促物、展示物等まだな所が多い…
このところ、夜はずっとパソコンに向かってます。
せっかく確定申告が終わったというのに…
明日の大阪、大丈夫か?
明日は朝6時前には出発します。
もう寝なきゃ…
3月5日(水)〜8日(土)
展示会3連ちゃん
予告通り、今日(9日、日曜日)一気に更新します。
過去にないスケジュール、展示会3連ちゃんをダラダラ書いていきます。
まずは5日(水)、大阪の大阪植物での”トレードフェスタ”。
朝5時起きで、名神高速にて大阪に向かいます。
出発時、小関園芸付近は快晴。 ちょっと寒いですがいい天気です。
が、
…
高速を走っていくにつれ前方が怪しい天気になってきました。
関ヶ原IC付近、とうとう雪が舞い始めました。
米原JC付近、かなり激しく降り、路面が白くなってきました。
予想外です。
車はFRのスポーツ車です。 しかもリアタイヤは溝がほとんどありません。
まじめに「やばい、事故るかも…」
と思いました。
かなり慎重に運転。 スピードもいつもの半分。 ハンドルを持つ手に汗がにじみます。
…
…
竜王IC通過、ちょっと小降りになってきました。
京都東IC付近、晴れてきました!!
ということで、無事大阪に到着しました。
(ちなみに帰り道も雪に見舞われました…)
今回も2日間でしたが、前回のような出展は… 無理です。
5日、6日と出たら、7日が岐阜の内覧会です。
6日は内覧会の準備をしなければなりません。
(岐阜の内覧会、優先順位は一番ですので)
ということで、今回、5日(水)の1日だけの参加にしました。
しかも小関園芸ブースとしては出展せず、
大阪植物ブースという、集まった所に置いてもらいました。
出展はケース単位です。
ブルーコーラル(左)とチェルシー(右)です。
チェルシーは3号のサンプルが間に合わず、ダミーと5.5号見本鉢にて出展です。
恒例のメロンパンも出展しました。
自分のブースが無いので、いつもとかなり違う雰囲気になりました。
接客もタイミングが難しいです。
休憩時間、近くの園芸店に行きました。
ゴールドフォーム(第一園芸バージョン)が並んでました。
店長さんと色々お話させて頂きました。 勉強になります。
そして、昼食は当然これです。
関西地区限定メニュー、牛スジ煮込みカレー700g+チーズ。 東大阪市の近鉄布施駅前店です。
前回も感じましたが、やはり関西地区のココイチは中部地区のより若干辛い気がします…
ということで、夜の9時頃に帰宅しました。
雪のこともあり、いつも以上に疲れました。
そして6日(木)。
午前中はハウスのお仕事。
実はシクラメンのポット上げをしてあります。
5号鉢用を3号ポットに植え替えするのですが、
花が咲くのが一番遅い品種だけ植え替えしました。
いつもより約1ヶ月近く早い作業です。
苗の状態が良かったので何とかなりました。
いつも12月末でも咲かないこの品種。
今年こそは、遅くても12月15日くらいに開花のピークに持っていきたい、その思いでがんばりました。
午後からは内覧会の準備。
飾る植物、備品等を用意して、軽トラックに積み込みます。
夕方、岐阜花き流通センターに到着。
早速設営。
ん、ちょっと淋しい?
まだ寒いので、ブルーコーラルやチェルシーのような寒さに弱い植物は並べていません。
明日飾ります。
疲れたので、自分で自分を癒します。
スタンダードな形、ロースカツカレー 今日は500g +チーズ。
今回も岐阜長良橋店にて。
何だか疲れてきましたが、まだ折り返し地点にも到達していません。
果たして体は持つのか?
翌7日(金)。
岐阜花き流通センターの内覧会です。
小関園芸が一番力を入れている展示会で、一番忙しいです。
植物もちゃんと並べて出来上がりです。
お昼12:00、開場です!
前回まで…
お客様との会話が長くて、何人もお話出来ないお客様がいました。
”商談”よりも”笑談”に重きを置く小関園芸。
会話もほどほどに注文だけ頂く、何て事はしません。
しっかり会話して、しっかり情報交換する。 これが目的ですので…
反省点から改善をしました。
今回は小関園芸の秘密兵器(?)、”嫁”が加わりました。
”嫁”が注文をとったりコーヒーを入れたりしてくれます。
私は… お客様と座って、コーヒー飲んで、まったりと、かつ”どっぷり”と会話に浸ります。
心地よい時間でした。
やっぱりそれでも、お話出来なかったお客様もいましたが、かなり改善されました。
少し満足です。
そんなこんなで、たった4時間の内覧会が終了しました。(本当はもっと時間が欲しいような…)
と同時に、早速次の作業です。
内覧会の会場を片付け、ほとんどの荷物を愛知県の”豊明花き市場”に運びます。
バタバタです。
スーツも汚れますが、気になんてしてられません。
豊明花き市場に移動。 まずは腹ごしらえ。コンビニ飯で済ませます。
こんなん売ってるんですね! つい懐かしくて買ってしまいました。
(コンビニ飯なんて年に数えるほどしか食べませんので…)
子どもの頃、給食で、必ず”ミソ”が飛んで服を汚していました。
今回は… 大丈夫でした。 大人になっていたようです…
こんな具合で準備完了。
帰宅は夜11:30。 その後データまとめ等して、寝たのは2:30頃でした…
かなり疲れてます。 気合いで何とか出来なくなってきました。
そんな時私が頼るのは…
これです。 一応ちょっとだけ復活します。
でも残り少ないなー。
ん?
買い置きがあった!
(でもリポビタンからチオビタになってました…)
翌朝は5:50起床。
丸富園芸さんと一緒に豊明花き市場へ向かいます。
小関園芸ブース。内覧会とあまり変わってません。
違うところと言えば、ブースが狭い…
前にいくらはみ出しても、奥の方にお客さまは入って行きません。
やっぱり次回からは2ブース必要かな?
今回は近所の”田上園芸”さんと隣になりました。
田上園芸さんのお客様にもコーヒーをふるまいました。
今回はかなりお客様が多く、いつもよりバタバタした気がします。
まとめ
今回最も注目を集めた商品。 ”シンジュコケモモ”でした。
何と昨年と全く同じ結果でした。
今年は2.5号ポット苗が少し出荷出来そうなので、違った仕立ても持っていきました。
が、価格表も何もなく、”ただ並べておいただけ”なのに、
”それ以外目に入らない”くらいな勢いで、ほぼシンジュコケモモだけに評価がありました。
「出荷は無理です。多分…」 とお答えしても、
「10ケース、出来たらでいいから注文入れておいて!」
なんていうケースもありました。
本当にありがたい話です。 ひとつでもこういった話があるのは、感謝! です。
後で色んな出展者に聞いたのですが、どこもそうみたいです。
試作品やちょっとしか作っていない商品に人気が集まる。
世の中にほとんど無いような商品を、お客様は求めています。
(こういった展示会では)
そんなん、ポコポコと簡単に出てくるようなモノではありません。
が、近いものでも持っていかないと、見向きもされないようなブースになってしまいます。
厳しい現実。
それに立ち向かっています。
これからも、そんな”おもろい!”商品をどんどん出していきたいと思います!
最後に。
今回もお話出来なかったお客様が多くいらっしゃいます。
「申し訳ありません…」
この場でお詫び致します。
3月9日(日)
ちょっと見ないうちに…
ここしばらく、ハウスで仕事してませんでした。
仕事していないどころか、ちゃんと見てもいなかった。
ハウスの管理は親父にまかせていました。
感謝です。
今日、かなり久しぶりな感じで全ハウスを見て歩きました。
たった5日なのですが、これは仕事を始めてから初のことなのです!
今までせいぜい2〜3日くらいでした。
ちゃんと見て歩かないと、良い商品は出来ません。
マニアックだけではダメです。
高品質を維持するためには、家を空けることは出来ないのです。
で、ひとつ気付きました。
ソラナム ビッグボーイ。 でかくなってます。
出荷時のサイズ(3.5号ポリポット)に鉢上げされています。
いつも出荷が遅れていたので、今年は1ヶ月早く作業しました。
斑入りの”ゴールドスワン”は本当に生育が遅いです。
それに比べて、さすがは青い葉っぱ。 生育が非常に早い。
というか、これが普通なのでしょう。
それ以外にも、たった5日で色々成長しています。
ちょっと見ないうちに大きくなったな〜!
3月11日(火)
見極め
暖かくなってきました。
今日などは、”暖かい”を通り越して”暑い”と思えるくらいです。
基本的に暑いよりも寒い方が好きな私ですが、今年は違います。
暖房費用を考えると、この暖かさ、待ちこがれていました。
実はある見極めをしていました。
「多分10日頃から暖かくなるだろう…」
天気予報だけが頼りですが、何の保証もありません。
今年、まだ空っぽのハウスがありました。
暖房面積の問題から、他のハウスに目一杯詰め込み、我慢していました。
さすがに限界… 初夏の植物まで植え込みしてます。
「暖房開始するならここだ!」 が、昨日でした。
2日間かけて、空っぽのハウスを”満タン”にしました。
移動する数量が多いので、流れ作業です。
小関園芸では滅多に使いません。(年に1〜2回程度)
とはいえ体力仕事。
久しぶりに汗を流して仕事しました。
3月12日(水)
どこから?
最近多いお問い合わせ。 ここ1ヶ月で3件はありました。
「ヒペリカム ゴールドフォームってやつを植え込みに使いたいんだけど、何とかなる?」
小関園芸の商品。限定している訳ではないのですが、基本的にお花屋さんでの販売となります。
ヒペリカム カリシナム
ヒペリカム ヒドコート
ビョウヤナギ
キンシバイ
などは、元々街路樹や植栽に使用されていました。
ヒペリカム トリカラーもそちらの方面にありました。
小関園芸がそれを、一般売りの仕立てに持ってきただけです。
だからこそ、ゴールドフォームが植栽をされる”造園屋さん”から求められるのも、分からない話ではありません。
が、
一度も営業したことありません。
植栽の例をこのページで紹介したこともありません。
どこから話が流れているのか??
もちろん! とっても良いことです。
営業せずとも問い合わせがあるなんて、こんなうれしい事はありません。
ゴールドフォーム。暑さ、寒さに強く、色の少ない時期でも庭に良い色を提供します。
植栽の世界にも広がれば…
もっと多くの人にその”良さ”を伝えられるかも?
夢膨らみます。
3月13日(木)
1年ぶりに…
昨年秋は都合によりお休みしてました。
岐阜県可児市の日本ライン花木センターでの地産地消活動が再開です。
相変わらず夜の設営です。
まだちょっと寒いので、商品は控えめで…
小関園芸はヒペリカム3種を。
こうやって3種類、見本鉢も一緒に並べるときれいですね。
目的は”売ること”ではなく、”お客様の意見を頂くこと”です。 あくまで。
いっぱいお客様が来店されるとよいですね。
是非、岐阜県可児市の日本ライン花木センターへ!
3月14日(金)
マニアックな話
こんなこと書いても、普通の人にとってはよく分からない話でして。
植物の生産者しか分からないような事なのですが、
「こんな作業もあるんですよ!」 と言いたいだけですので、書きます。
流してください。
今日は久しぶりにたっぷりと”雨”が降りました。
こんなにずっと”大雨”は、あまり記憶にありません。
そんな日に適した作業、”肥料やり”です。
その名の通り、植物に肥料を与えます。
小関園芸で主に使っている肥料は”ロング”と呼ばれる、粒状の長く効くものです。
これを与えるのですが…
こうやってスプーンを使って一鉢ずつ、決められた量を置いていきます。
これがまた面倒です。
一鉢ずつ与えるので、小さなポットになればなるほど大変です。
何万ポットと与えます。
省略する方法もあります。
植える前に用土に混ぜ込む方法もあります。
混ぜてしまっても後から効いてくるので、生育期間の長い植物でも大丈夫です。
が、小関園芸としては問題があります。
@自分で混ぜるので、ポットによって肥料の量がばらつく。
小さなポットになればなるほど、ばらつきます。(以前失敗しました)
A用土を作ってもすぐに使わない事があるので、そのうちに肥料が溶けだしてしまう。
B色んな植物を同じような用土で植えることがあるが、肥料は違うことが多い。
別々の管理をしたい場合に困る。
ということで、少量他品目生産の弱さが出ています。
「今だ!」 という時期に、決められた量を与えるほど確実なものはありません。
これも品質維持への”こだわり”です。
たまにはこんな”マニアックな話”も書いてみたいと思っての、今日のネタでした。
3月15日(土)
読み聞かせ
世のお父さん方、子供さんにしてあげてますか?
私?
えらそうな事言って、あまりしてあげてません…
2歳半の息子、まだ読めもしない絵本を持ってきます。
”お姉ちゃん”が読んでいるので、マネをしたいだけなようです。
今日の本はこちら。
オオカミが7匹の内の6匹を飲み込んでしまって、
母ヤギが助ける時、オオカミのおなかに石を詰め、オオカミはその重みでおぼれ死ぬという、
けっこう残酷な話です。(かなり簡単な説明)
息子、文字は読めなくても話の内容は何となく分かる年頃なはずです。
が、質問のポイントがずれてます。
息子:「オオカミさん口から何を出してるの?」
私:「それは舌。」
息子:「お母さんヤギはなんで髪の毛あるの?」
私:「それはね…」
太陽が照りつける中、おなかに石の入ったオオカミが苦しそうにしている絵を見て、
息子:「お日さま、まるいねー」
私:「…」
お話が終わると、もう一度読んでくれと言います。
子育ては難しいな…
3月16日(日)
あ、暑い??
先週から一気に季節が変わりました。
あの寒かった日々はどこへ?
重油タンクのメータが一向に動かないのは何故?
暑い。 ハウスの中は暑さを感じます。
今日、一日中ハウスで仕事をしていました。
暑くて、たまらず”冬の装備”をひとつ外しました。
まだ”寒波”が来てもおかしくない時期です。
が、耐えられません。
暑さの影響をもろに受けているヤツがいます。
ヒペリカム サンディーです。
このお方、暑さと日差しの強さに弱いです。
私たちのハウスは一般では考えられないくらいの日差しを取り込むことが出来ます。
加えてこの暑さ。(夏仕様になっていればマシなのですが…)
たまらず葉っぱが白くなってきました。
私たち生産者は、より早く、元気良く植物を育てるために、設備にお金をかけます。
良かれと思ってやることが、時に良くないこともあります。
生産者の環境と消費者の環境の”ギャップ”。
このギャップが元で、調子が悪くなったりすることもあります。
温度:真冬、暖かいハウスで育てたものを寒い売店に置くと、寒さにやられます。
逆に真夏、涼しい場所で作ったものを暑い売店に置くと、とろけます。
光:かなり日差しのあるハウスから、半日陰の売店に行くと、葉っぱが黄色くなります。
水:マットやプールで水を与えていたものを、売店で上から水を与えると、時におかしくなる。
他にもあるでしょう。 消費者の元ではもっと悪くなることもあります。
全てがそうではありません。
それほど影響の無いもの、考えて管理されている売店、消費者。
私たちはその”ギャップ”をいかに少なくするか? それを考えています。
又は、「こんな場所に置いて下さい。」 と紹介します。
本来とっても大切なこんな説明、最近買った植物に付いてますか?
私たち生産者の責任だと思います。
3月17日(月)
元気いっぱい!
ここまであたたかくなると、元気になるものもいっぱい。
そのひとつ、花粉症。
私は”ヒノキ”なので、いつもはまだ大丈夫なのですが、
数日前、いきなりの飛散量でショック状態だったのか、きました。
今は落ち着いています。
もうひとつ。
ブルーコーラルも元気です。
何だか最近、本当に生き生きしているように感じます。
こんな時こそ”刈り込み”の適期。
ばっさりといっちゃいます!
出荷まであと1ヶ月ちょっと。
今年も良い苗を提供します!
3月18日(火)
何だかおもろい!
娘の流香(今度年長さん)が、幼稚園で書いてきました。
多分「一番好きなひらがなを書いて」 というお題だったのだろうと推測します。
私は”書”の心得も何もなく、特に自身の字が”きたない”ため、
この文字がこの年齢にして上手かどうかはわかりません。
ただ、
全体の雰囲気が何だかおもろい!
ので、つい飾っています。
この”何だか”って、けっこう重要だと思いません?
3月20日(木)
こちらは元気
3年目をむかえる”ソラナム ゴールドスワン”。
先日書いたように、ポット苗の方は枯れるのもあります。
小さい苗の時は、枯れる確率が高くなります。
それが特別な環境で生産していたとしても…
が、見本鉢はとっても元気!
ようやく元気になるコツをつかんだような気がします。
大きく成長すれば、丈夫にもなります。 ちょうど大人になると丈夫になるように。
丈夫で色んな環境に植えても大丈夫な商品に仕上げる、それが私たちの仕事です。
3月21日(金)
出荷が待ち遠しい‥
マニアの極み。
レッド・アイです。
1本だけ開花しました。
このレッド・アイ、他のイワタバコ科植物に比べて開花期が遅いようで、
それに伴って出荷時期も遅くなります。
今年は3号ポットで生産しています。
写真は2月に挿し木したものです。
花は挿し木した時点の親株に元々付いていたものであると思われます。
まだ株は満足の大きさでなく、根の張りも浅いため、出荷まではまだ時間がかかります。
どんな商品になるか?
お楽しみに
3月22日(土)
一通のメールより
このホームページ、来客数が固定されてきました。
1日あたり50〜100件。(トップページのみ。たまに50件を切りますが…)
メール、1日だいたい1通。
ちょうど良いペースです。
そりゃーもっとアクセス欲しかったりしますが、そうなったらなったで対応出来ません。
あくまで”のんびりと”更新して、お客様からのメールには”どっぷり”対応する。
これを、夜の時間だけで私一人で作業しますので、これくらいが限界です。
昼間はハウスで汗流してますので…
そんな中、一通の問い合わせメールの内容について考えさせられました。
内容を簡単に説明するとこんな事です。
植物についての育て方は、植物に付いているラベル、書籍、インターネットで調べる事が出来ますが、
大抵は”太平洋側の気候に合わせた説明”になっています。
山間部、雪国、寒い地方ではそのまま育てられない。
小関園芸のある岐阜県中濃地方(南部)も、だいたい太平洋側の気候に近いです。
最近では色んな地域の”モニターさん”にデータを頂いていますが、それも一部。
OZ-Plants商品のほとんどの説明が小関園芸調べのデータです。
全然”どっぷりと”対応出来ていません!
どうすれば良いのか?
…
…
…
悩みました。
悩んだ結果、これです。
日本全国3年間モニター募集!!
明日にでも専用ページを立ち上げます。
こんなことに困っているという園芸愛好家の方で、色んな地域のモニターを募集します。
小関園芸のほとんど全ての商品(未公開商品も含む)を、勝手にどんどん送ります。
明日をお楽しみに!
3月23日(日)
あまり知られていないすごい話題
まずは3月21日の中日新聞から。
トヨタ・カムリ NASCAR初勝利! です。
NASCARって何? って方、こちらをどうぞ。 → NASCAR on G+
アメリカで一番人気のあるレースカテゴリです。
アメリカでの研修中、よくTVを見ていました。
残念ながらサーキットでの観戦は、開催サーキットが遠方だったため出来ませんでした。
(インディーカーレースは1回見に行きました)
その時、NASCARのミニカーとかも集めたりしてました。(今はどこへ行ったのやら…)
好きなドライバーは”Jeff Gordon”。カーNo.24。ちょうど渡米中の1998年頃、とても強かった。
近年、さすがにちょっと低迷してましたが、今年は復調の兆し?
さて、アメリカというお国柄、海外メーカーにはやりにくい環境のようです。
どこでもそうですが、アメリカは特にそんな気がします。
そんなトップカテゴリの中での勝利。 すばらしい。
最近国内カテゴリでも見に行くことが出来なかったのですが、久しぶりに行こうかな?
などと、再び熱い気持ちにさせられるような話題でした。
ん? 予告のネタと違う?
そう、ここからが本題です。
日本全国3年間モニター募集!!
久々のネット企画です。
約2年ぶりでしょうか?
約3年前、”チェルシー”の発売と同時にモニター募集をしたことがあります。
その時は期間限定、しかもチェルシーのみでした。
今回は違います。
3年間という長丁場。 (3年間も付き合って下さるお客様が本当にいるのだろうか?)
しかもOZ-Plants商品全て。
実は… このサイトで紹介している商品は全てではありません。
将来発売予定の商品、コラボレーション企画商品等、紹介できないものもけっこうあります。
そんな商品を入れると、何だかんだ言いながら、年間あまり切れ目無くありますし、
商品数もかなり多くなりそうです。(30アイテムは超えるかも?)
これを数人のモニターさんに、どんどん送り続けます。
よほど好きな方でないと、途中で 「もう要らないよ…」 となってしまうかも?
そのあたりも書いてあります。
専用ページをご覧下さい。 →こちらから!
我は! という方、どしどしご応募を!
3月24日(月)
いきなりこけました…
昨日、モニター募集のページを作ったのですが、いきなりこけました。
募集の入力フォームがうまく動きません…
cgiの問題だと思われます。
この企画自体の発表を止めようかとも思いましたが、そのままです。
既に「入力したいけど出来ない…」との問い合わせがありました。
すみません。
現在格闘中です。 もうしばらくお待ち下さい…
3月26日(水)
募集開始です!
お待たせ致しました!
トラブルも復旧し、募集開始しました。
昨日解決するつもりだったのですが、季節はずれのカゼをひいてダウンしてました…
子ども2人+おじいちゃんが胃腸カゼだったのでドキドキでしたが、
私はどうやら普通のカゼみたいでした。
今もちょっと頭痛いですが、何とかなりました。
というわけで、応募お願いします! →こちらから!
3月28日(金)
応募、着々と…
日本全国3年間モニター企画の応募が始まってまだ2日。
当初、色んな商品が勝手に送られてくるとはいえ、
「本当に3年間も出来る人がいるのだろうか?」
と不安もありました。
正直な予想です。
が、
フタを開けてみれば、幸先の良い出だし。
世にこれだけ”変わった商品好き”なお客様がいて、しかも
世にこれだけこのページを見て頂けるお客様がいるのか?
が、分かりました。本当にありがとうございます。
とはいえまだ定員には達していませんので、引き続き応募しています。
まだ応募されていない方、是非!
3月29日(土)
子孫繁栄
植物に限らず動物も地球に生あるもの全て、子孫がいなくなると絶滅します。
だから遺伝子の中に、”子孫を残さなければ!”という情報が入っています。
基本的に”花”は、子孫を残すための動作であり、そのきれいな容姿とは逆に過酷な状況におかれている場合があります。
植物が健全であれば、本人(植物本体)はそのまま生き残れるので、子孫を残す必要があまりありません。
なのであまり花を咲かせません。 株がどんどん大きくなるだけです。
植物が危険な状態になると、「子孫を残さねば…」 という指令が出て、開花します。
そのきれいな花には虫や鳥が寄ってきて、受粉を助けてくれます。
そして結実。 種は色んな方法で土に戻り、新しい命が生まれます。
ならばどうやって花を咲かすのか?
植物をちょっといじめてあげるのです。
例えば水を控えて、枯れてしまう! という危険信号を出すようにし向ける。
例えば肥料を与えないで栄養不足にしてしまい、栄養が無い! という信号を出させる。
その他色々あります。
あの手この手できれいな花を咲かせようとします。
生産現場の裏側です。何ともかわいそうですが、現実です。これも人間の”罪”だと思います。
それを楽しんでいるのですから、人間とは罪な生き物です。
ただ生産者は、その状況でも本当に枯らしたりはしません。(当たり前ですが)
元気いっぱいではありませんが、ちゃんと生きています。 長く生きていられるように努力します。
そんな仕組みを改めて知って、
「もう植物を育てるのはやめよう…」
なんて思わないでください。
植物はとってもすばらしい。 色んな事を教えてくれます。 人間にはマネの出来ない表現をしてくれます。
心を癒してくれます。
ただこんな事を知っていると、植物を育てる上でちょっと違う見方が出来るのではないでしょうか?
シクラメンの種が育ってきています。 ずいぶん膨らみました。
もう種が落ち始めている品種もあります。
こうやって私たちは”子孫繁栄”のお手伝いもしています。
乱獲でワシントン条約にて輸入禁止になった”キッコウリュウ”も、小関園芸では種を採種して育てています。
世の中には”絶滅危惧種”といわれるものがまだいっぱい存在します。
その”絶滅”をちょっとでも手助け出来るのでは? 私たちの役目だと思います。
3月30日(日)
本当の旬
ユキヤナギが今年もきれいです。
今日たまたま、久しぶりにしっかりと観察しました。
今が”本当の旬”でしょう。
全て”真っ白”です。
とてもきれいです。
雨が上がったら、一眼デジカメできれいな写真を撮りたいと思います。
こっちにもありました。
いつの間にか増えています。
簡単に絶滅するような植物ではありませんが、増えるのもまた良しかと…
3月31日(月)
卒業
出会いと別れのこの時期。
人生の節目となる人も多いでしょう。
この仕事についてしまった私、転勤なんてありませんし、潰れる以外は変化のない日々が続きます。
そんな私にも”卒業”がありました。
本日付けをもって”消防団”を退団することになりました。
違った世界の”青春の日々”(?)でした。
7年間、色々ありました。
数々の火災出動。(いつも地元にいるので、出動率は95%くらいでした)
”操法”にもどっぷりはまった時期がありました。
選手として県大会まで出場し、表彰もいっぱいもらいました。
年末と春、秋の火災予防警備、りっこう操作訓練…
本当は1年前の退団予定だったのですが、地元に残る人が足りなく平日昼間の火災出動人員が足りなくなる恐れがあったため、
災害時のみということで残っていました。
幸いここ1年くらい、わが坂祝町では災害といった災害がなく、出動する機会はほとんどありませんでした。
(これは本当に良いことです。ネタにしたくて自分で火を付けたなんていう消防団員がいるニュースがありますが、言語道断ですね)
ですので、ここ1年くらいはこのページのネタにもなりませんでした。
昨日、式典と歓送迎会がありました。 しこたま飲んできました。
ボロいですが居心地の良かった”詰め所”です。
毎晩ここで、競技についての議論、色んな話をしていました。
何よりの収穫。
一緒に過ごした地元の仲間たちです。
50才になっても60才になっても、今と同じように会話が出来ます。
同じように酒が飲めます。
何かあった時、一緒に働くことが出来ます。
世間では(田舎限定ですが)消防団に対する悪いイメージがあります。
確かに、今までやりすぎた所もありました。
でも、入ってみると居心地がよく、いい場所です。
退団しても地元を守る心があります。
夜中、熟睡していても火事の”サイレン”で必ず目が覚めるようになりました。
これから数年は目を覚ましてしまい、つい体が動いてしまうのでしょう。
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