斑入りヒサカキ ミスティホワイト

ヒサカキ
ミスティホワイト
耐寒性 常緑低木
科名 ツバキ科
属名 ヒサカキ属
学名 Eurya japonica ’MistyWhite’
英名 MistyWhite
花色
原産地 小関園芸オリジナル品種
出荷形態

ポット苗-3号

耐寒性耐暑性耐陰性耐乾性病気害虫
強い
強い
普通
普通
強い
強い

特徴

砂子斑がとても綺麗な、斑入りヒサカキ ミスティホワイト

日本にも自生するヒサカキ
その斑入り品種である残雪を生産しているときに発見した
砂子斑(砂をちりばめたように入る斑のこと)バージョンが

「ミスティホワイト」です

残雪の生産をしている時、偶然にもほとんど真っ白の葉っぱを見つけました。

挿し木を繰り返し、どれを挿しても同じ葉っぱが出るようになったため、
ミスティホワイトとして商品化しました

ちなみに花は、残雪と同じようにこんな感じです。

小さく目立たない、可愛い花です。

特徴は、良くも悪くも生育が遅いことです。
小関園芸では、3号ポットで出荷するまでに約1年半かかります。
植え込んだとしても、半年経って伸び1cm程度… ということもあります。
(気候条件による)
生産には時間がかかりますが、寄せ植えなど植えた時は良い事もあります。

草花類に比べて生育が遅いため、丈夫なことも相まって、
ずっとその場に植えておくことが出来ます。
手前の一年草を植え替えるだけで、季節感と安定感の両方が楽しめます。

おまけにアジア原産だけあって、日本の気候に適しています。

寒さに強い

暑さにも強い(少しだけ葉っぱが焼けることもあります)

これといった病気が見当たらない

アブラムシなど一般の害虫は付きますが、特に弱いわけではない
= 丈夫ですので、枯れてしまうことが少ないでしょう。

生産者泣かせの植物です(笑)

出荷について

出荷は3号ポット苗です

時期により株のボリュームに違いがあります

出荷までの時間が長いため、どうしても高額になってしまいます

ご了承ください…

育て方のポイント

寒さ、暑さに強いので、いろんな所に植えられます!

生育適温は10℃~25℃です。
小関園芸では-5℃~38℃ぐらいまで耐えています。
また、日なたから半日かげまで、いろんな場所に植えこむことができます。
ただし残雪に比べると、真夏の日差しで若干葉焼けすることもあるかもしれません。
見た目よりは焼けませんが、絶対ではありませんので、ご注意ください。

水は切らさないように

乾きには強いヒサカキですが、乾きすぎると葉が下からかれていきます。
土が乾いてきたときは、たっぷりと水を与えてください。

肥料の与えかた

生育適温内であれば、2か月に1回程度、市販の化成肥料を与えてください。
冬場など生育しない時期は、肥料を与える必要はありません。
一般の草花類より少な目に与えるようにしてください。

伸びすぎた枝は切ってください

春から特に夏にかけて少し伸びます。
とはいえ、普通の草花類に比べたらかなり遅いですが…

良く伸びた枝は刈り込みましょう。
あまり深く刈り込まず、枝全体の3分の1を切り落とすぐらいでよいです。
脇から新しい芽が出てきますので、株がきれいにまとまります。

その他

病気や害虫で特に弱いものはありません。
暖かい時期には、アブラムシなど一般的な害虫が付くこともあります。
他の草花類と一緒に防除しましょう。

夏の暑さにも強いため、葉焼けすることもほとんどありません。
心配でしたら、半日かげか、東向きの朝しか日が射さない場所に移動しましょう。