ヒメヒイラギ(アマミヒイラギ)
科名 | モチノキ科 |
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属名 | モチノキ属 |
学名 | Ilex dimorphophylla |
英名 | |
花色 | |
原産地 | アジア、東南アジア |
出荷形態 |
ポット苗-2.5号、3号、3.5号スタンド |
耐寒性 | 耐暑性 | 耐陰性 | 耐乾性 | 病気 | 害虫 |
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強い
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強い
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普通
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普通
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強い
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強い
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特徴
ヒイラギに似ていますが、ヒイラギではない”ヒメヒイラギ”(?)
奄美大島湯湾岳特産のホーリーです。
よく出てくるホーリー
(英-English Holy、学-Ilex aquifolium L.、俗に言う”クリスマス・ホーリー”)
によく似ていますが、葉が長さ2~3cmと短いのが特徴です。
モチノキ科に属していて、葉が互生しています。
ヒイラギは モクセイ科 で、学名は”Osmanthus”です。葉は対生です。
ヒメヒイラギはホーリーの仲間なのですが、ヒイラギに似ているため”ヒメヒイラギ”と呼ばれています。
葉の小ささと、コンパクトにまとまる容姿から、寄せ植えの材料として
人気が高くなってきています。
もちろん鉢植えとしてもお楽しみいただけます。
ヒメヒイラギには実が付きません
といいますか、自然には多分付くはずなんですが、30年近く生産していても
見たことがありません
でも、クリスマスには「実」があった方が可愛いですよね?
ということで
こんな感じで赤い実(イミテーション)を木工用ボンドでくっつけて出荷しています
(植物自体が傷んだりすることはありません)
寄せ植え、鉢植えで楽しむ他に、地面に植えるといちばん良く育つでしょう。
小関園芸には挿し木用の親木が約20本植えられていて
大きいものは高さ2mにもなっています。(2021年で終了)
出荷について
様々なサイズ、仕立てをご用意しています
育て方のポイント
育て方のポイント
いろんな所に植えてあげましょう!
ポットに入ったヒイラギを、プランター、テラコッタ、庭などいろんな所に植えてあげましょう。
土はあるていどどんなものでも適応しますが、肥料分があり、水はけのよい土が最適です。
水はきらさぬよう
乾きには強いヒイラギですが、乾きすぎると葉が下からかれていきます。
土が乾いてきたときは、たっぷりと水を与えてください。
肥料の与えかた
プランターやテラコッタでの寄せ植えの場合は、全体へ肥料を与えますので、
ヒイラギにも他の草花と同じくらいに計算して与えてください。
地植えの場合は特に与える必要はありませんが、
痩せた土地や成長を促進させたい時は与えてください。量は草花と同量くらいです。
2つの方法とも、種類は化成肥料、液肥等特に選びません。
鉢植えの場合
鉢植えの場合でも管理方法は同じですが、気をつけなければいけないことは、水切れです。
乾きに強いため、水やりの間隔が長くなり、忘れてしまうこともあるかと思います。
土の湿り具合をいつもチェックしてあげてください。
伸びすぎた枝は切ってください
生育が旺盛だと、枝が大きく伸びることがあります。
特に鉢植えや日陰に置いた場合、日光が不足してよく伸びます。
すぐに寒くならないようであれば、ハサミで丸く刈り込みます。きつめに刈り込んでも枯れません。
肥料が十分であれば、約2週間後に新しい芽がでてきます。(温度によりますが)
冬場のお手入れ
ヒイラギは寒い冬でも大丈夫。
ただ10月以降に刈り込んだ場合、新芽に霜があたると新芽が枯れてしまいます。
株自身には問題ありませんが、次の春の成長が遅くなりますので、
刈り込みは9月中までにしましょう。
戸外ではほとんど成長しないので、成長を楽しみたい時は屋内に入れてください。