ゴールドクレスト オーレア

ゴールドクレスト
オーレア
耐寒性 常緑高木
科名 ヒノキ科
属名 イトスギ属
学名 Cupressus cypress
英名 Monterey cypress
花色
原産地 園芸品種
出荷形態

ポット苗-2.5号

耐寒性耐暑性耐陰性耐乾性病気害虫
強い
普通
普通
普通
普通
強い

特徴

ゴールドクレストはイトスギの仲間の針葉樹です。
以前のガーデニングブーム時、コニファーのひとつとして人気となり、
今や定番の商品となりました。
寄せ植えの芯として手軽に使えたり、生育も非常に早いので庭に植える事もあります。
最近では珍しいコニファーが見られるようになり、少し店先での数が減ってきましたが、
それでもどのお花屋さんにも置いてあるような商品です。

ゴールドクレストの中にも大きく3つの種類があります。
普通のタイプ、ウィルマタイプとオーレアです。
ウィルマタイプは、普通のタイプに比べ枝が密で、樹形がきれいにまとまることから、
最近はほとんどこちらになっているようです。
OZ-Plantsの商品は、普通のタイプとオーレアのタイプを生産しています。
オーレアは、葉が黄金色で、冬寒さに合うと白っぽくなってとてもきれいです。

 10月撮影
左側が普通のタイプ、右側がオーレアです。
オーレアタイプは、普通タイプに比べ葉緑素が少ないので、生育が遅いようです。

真冬の寒さでは白っぽい色になり、とてもきれいです

出荷について

2.5号ポット苗で出荷します

時期は10~12月頃ですが、在庫があれば年中OKです

育て方のポイント

日当たりが良い場所を好みます

日当たりは良い方が健全に生育します。半日陰程度までなら生育しますが、
樹が間延びしたり、病気に弱くなったりします
耐寒性があるので、冬は戸外で大丈夫です
夏の暑さ、特に湿度が高い時は苦手です
基本的には暑さ、寒さにも強い植物です。
OZ-Plantsの試験では、-5℃から35℃までの範囲で大丈夫でした。
ただし雪の重みで潰れたり、暑さと蒸れにより枯れる可能性はあります。

水はけの良い場所(土)に植えてください

植える場合は、なるべく水はけの良い場所に植えて下さい。
水はけが悪いと、根の張りも悪くなり、風で倒れたり病気にかかりやすくなります

ポットや鉢植えの場合は、表土が乾いたらたっぷり水を与えて下さい。
地植えする場合は、植えた直後は根の張りが不十分なため、
1週間くらいは上から水を与えて下さい。
ただし水の与えすぎには注意が必要です。

風通しのよい場所に置く

ゴールドクレストの事だけを考えるなら、周りにあまり他の植物が無い所が
良いでしょう。特にウィルマタイプは、風通しが悪くなると蒸れやすくなります。

 

普通左の写真のように、株の中が枯れてきます。
ひどくなると、右の写真のように葉先までも枯れてきます。
葉先はまだ修復できますが、株の中は新しい芽があまり出てこないため、
修復は難しくなります。
どちらにせよ、発生し始めた場合広がっていく可能性がありますので、
直ぐに枯れた部分を取り除き、風通し良くし、必要ならば消毒して下さい。

地植えのときに気をつけること

地面に植えた時よく見られるのがこの症状です。

原因は色々ありますが、病気であったり、ウィルスという話もあります。
地植えをしたとき、雨が地面の土の病気を拾って跳ね上がり、葉に付着し、
発病するケースが多いようです。
このままにしておくと、株全体が枯れていきます。
対策は消毒が一番効果的ですが、発生してしまうと完治は難しいようです。

そんなときは、いっそうの事このように

下の部分をカットしてしまい、寄せ植え等で下に他の植物を植えるのも良いでしょう

肥料の与え方

ポットの状態では、お買い上げ1ヶ月間は肥料を与える必要がありません。
ただし、お花屋さんでの滞在期間が長い場合でお花屋さんで肥料が
与えられていない時は、お買い上げ後直ぐに肥料を与えて下さい。
肥料は市販の化成肥料で十分です
肥料の量などはこちらを参照してください

枝が伸びすぎたらピンチを行う

2.5号ポットのようなツリー型の場合は、特に刈り込みを行う必要はありません。
容姿を整える程度で良いでしょう。
スタンドタイプの場合は、形が崩れてきた時刈り込みます。

ゴールドクレストの刈り込みは少し気を遣います。
市販の剪定ハサミで刈り込むと、

このように切り口が茶色くなります。
OZ-Plantsで出荷するスタンドタイプの場合、はじめ大まかな形を作る時は
ハサミで刈り込み、最終の刈り込みは手で一枝ずつ摘み取ります。
かなり手間のかかる作業ですが、この茶色が消えるまで約1ヶ月以上かかりますので、
ご注意下さい

Q&Aもありますので、参照してください