ホーム 旬のページ 花の図鑑 出荷情報 イベント ショッピング Q&A

ゴールドクレスト
針葉樹 常緑性高木 コニファー
ヒノキ科/イトスギ属

別名:モントレーサイプレス
英名:
Monterey cypress
学名:Cupressus macrocarpa 'Gold Crest'
原産地:アメリカ、メキシコ
出荷形態:生産わずかです。お問い合わせ下さい。(通常は10月頃)

特性表
耐寒性 耐暑性 耐陰性 耐乾性 病気 害虫
強い 普通 普通 普通 普通 強い



育て方をすぐ見たい時は”育て方のポイント”へ。
Q&Aをすぐ見たい時は”Q&A”へ。

ゴールドクレストについて
ゴールドクレストはイトスギの仲間の針葉樹です。
以前のガーデニングブーム時、コニファーのひとつとして人気となり、
今や定番の商品となりました。
寄せ植えの芯として手軽に使えたり、生育も非常に早いので庭に植える事もあります。
最近では珍しいコニファーが見られるようになり、少し店先での数が減ってきましたが、
それでもどのお花屋さんにも置いてあるような商品です。

ゴールドクレストの中にも大きく3つの種類があります。
普通のタイプ、ウィルマタイプとオーレアです。
ウィルマタイプは、普通のタイプに比べ枝が密で、樹形がきれいにまとまることから、
最近はほとんどこちらになっているようです。
OZ-Plantsの商品は、普通のタイプとオーレアのタイプを生産しています。
オーレアは、葉が黄金色で、冬寒さに合うと白っぽくなってとてもきれいです。
 10月撮影
左側が普通のタイプ、右側がオーレアです。
オーレアタイプは、普通タイプに比べ葉緑素が少ないので、生育が遅いようです。
OZ-Plantsでウィルマを生産せず普通タイプを生産する理由は、
普通タイプの方が蒸れに強いのではと考えたからです。

生育が早く、管理が割と楽なゴールドクレストですが、夏場の蒸れによって枯れる事が
しばしばあるようです。

これは夏場に、風通しの悪い場所で管理したものです。
葉先が茶色くなっています。
ウィルマタイプではこの症状がよく見られます。
普通のタイプでも発生しないとは言えませんが、試験を行った結果ウィルマよりは
強い事が分かりました。
(OZ-Plantsでの試験です。蒸れの発生は環境によって違い、一概にウィルマタイプ
が弱いとは言い切れませんのでご注意下さい)


商品ラインナップ
OZ-Plantsでは2.5号のポット苗と、4.5号の硬質ポット入りスタンド仕立てを生産しています。
(まれに7号鉢スタンド仕立ての生産もあり)

2.5号ポット苗は、庭へ直ぐに植え込めるよう外で生産しています。
ポットサイズが小さいので、小さな寄せ植えに適しています。
通常40個入りのトレー出荷を行っています。
普通タイプ、オーレアタイプの両方生産しています。
 
4.5号のスタンド仕立ては、硬質ポットで生産し、植え込みはもちろんのこと
5号の外鉢を被せて観葉植物としても利用出来ます。
(オーレアの写真は5号鉢ですが、実際は4.5号硬質ポットです)
こちらも普通タイプ、オーレアタイプの両方生産しています。

7号スタンドタイプは、底面吸水鉢を使用した鉢物です。植え込みも可能です。
毎年ごく少量の生産をしています。


育て方のポイント

日当たりが良い場所を好みます
日当たりは良い方が健全に生育します。半日陰程度までなら生育しますが、
樹が間延びしたり、病気に弱くなったりします。

水はけの良い場所(土)に植える
植える場合は、なるべく水はけの良い場所に植えて下さい。
水はけが悪いと、根の張りも悪くなり、風で倒れたり病気にかかりやすくなります。

風通しの良い場所に植える
ゴールドクレストの事だけを考えるなら、周りにあまり他の植物が無い所が
良いでしょう。特にウィルマタイプは、風通しが悪くなると蒸れやすくなります。
 
普通左の写真のように、株の中が枯れてきます。
ひどくなると、右の写真のように葉先までも枯れてきます。
葉先はまだ修復できますが、株の中は新しい芽があまり出てこないため、
修復は難しくなります。
どちらにせよ、発生し始めた場合広がっていく可能性がありますので、
直ぐに枯れた部分を取り除き、風通し良くし、必要ならば消毒して下さい。

地植えの時に気を付けること
地面に植えた時よく見られるのがこの症状です。

原因は色々ありますが、病気であったり、ウィルスという話もあります。
地植えをしたとき、雨が地面の土の病気を拾って跳ね上がり、葉に付着し、
発病するケースが多いようです。
このままにしておくと、株全体が枯れていきます。
対策は消毒が一番効果的ですが、発生してしまうと完治は難しいようです。

消毒の時は
こちらを参照下さい。(農薬のご使用は取り扱い説明書に従って、正しく行ってください)

いっそうの事このように

下の部分をカットしてしまい、寄せ植え等で下に他の植物を植えるのも良いでしょう。


温度管理について
基本的には暑さ、寒さにも強い植物です。
OZ-Plantsの試験では、−5℃から35℃までの範囲で大丈夫でした。
ただし雪の重みで潰れたり、暑さと蒸れにより枯れる可能性はあります。

水はたっぷりと与えてください
ポットや鉢植えの場合は、表土が乾いたらたっぷり水を与えて下さい。
地植えする場合は、植えた直後は根の張りが不十分なため、
1週間くらいは上から水を与えて下さい。
ただし水の与えすぎには注意が必要です。

肥料の与えかた
ポットの状態では、お買い上げ1ヶ月間は肥料を与える必要がありません。
ただし、お花屋さんでの滞在期間が長い場合でお花屋さんで肥料が
与えられていない時は、お買い上げ後直ぐに肥料を与えて下さい。
肥料は市販の化成肥料で十分です。

肥料に対する詳しい内容はメールにてお問い合わせ下さい。
メール問い合わせ先:info@oz-plants.jp

枝が伸びすぎたら刈り込みを行う
2.5号ポットのようなツリー型の場合は、特に刈り込みを行う必要はありません。
容姿を整える程度で良いでしょう。
スタンドタイプの場合は、形が崩れてきた時刈り込みます。

ゴールドクレストの刈り込みは少し気を遣います。
市販の剪定ハサミで刈り込むと、

このように切り口が茶色くなります。
OZ-Plantsで出荷するスタンドタイプの場合、はじめ大まかな形を作る時は
ハサミで刈り込み、最終の刈り込みは手で一枝ずつ摘み取ります。
かなり手間のかかる作業ですが、この茶色が消えるまで約1ヶ月以上かかりますので、
ご注意下さい。



育て方全般のお問い合わせもメールでどうぞ。
info@oz-plants.jp


Q&A

お問い合わせ頂いている中から、特に多くあった質問とその回答を紹介します。

最近ゴールドクレストの下の方の葉が枯れて困っています

ゴールドクレストのその症状は、大変難しい問題です。
原因はウィルスであると言われています。他の場合もありますが、大抵はそうでしょう。
当園でも挿し木用の親木や庭のものがまれにそうなります。
市販の殺菌剤を散布されることをお勧めしますが、絶対ではありません。

ウィルスである場合、感染経路は土と雨です。ちょうど梅雨時のような湿度の高い時期に、
株が蒸れている状態で雨が降ると、ウィルスが雨にたたかれた土から
はね返って株に付着し、感染となります。
その場合下から枯れ上がってきます。放っておくと株全体に回り、枯れてしまいます。

殺菌剤を散布しても症状が進む場合は、やむおえず枯れ上がった所を刈り込んでしまうしかありません。
当園でも作っていますが、スタンド仕立て(上だけ球状で、下は幹だけのもの)としてしまうのも良いでしょう。
ただ、周りの風景とマッチしない場合は申し訳けありません


大きくなりすぎた時は、いつ、どのように切ったらよいのでしょうか?
またその後の管理を教えてください。


まず切る時期ですが、春か秋の乾燥した時が良いでしょう。
2〜3日後まで晴れの天気が続きそうな時を見計らって作業して下さい。

刈り込みですが、3分の1くらいまででしたら問題ないと思われます。
半分くらいですと、ダメージが大きく、樹全体が枯れてしまう可能性も
あります。これは時期と樹の健康状態によって左右されますので何とも
言えませんが、3分の1でしたら枯れることは無いと思います。

幹の太さがどれくらいか分かりませんので
@ハサミが使えるようでしたら、鋭利なハサミで一気に切って下さい。
Aハサミが無理な場合は、ノコギリで水平に素早く切って下さい。

切った後の処理ですが、良い殺菌剤があります。トップジンMペーストという商品です。
下記ホームページを参照下さい。

園芸店等でお買い求め頂けると思います。
説明はこのページに書いてありますので詳しくしませんが、効果的です。

ペーストタイプの殺菌剤で、切り口に塗ります。
病気の侵入を防ぐのが目的です。


幹を切った後は仕上げです。(殺菌剤を塗る前に作業して下さい)
今までと同じような円錐形にする場合ですが、最初数ヶ月はいびつな形に
なると思いますので、がまんして下さい。
ただ少し手を加えるだけで、早く円錐形になります。

幹を中心にして、傘のように枝を切っていきます。
次の幹が出てくるまでは、形が若干きれいに見えます。


蒸れたり病気になった時、どうすればよいでしょうか?
またその後はどうやって消毒したらよいのでしょうか?


まずは枯れた枝や葉をきれいに取り除きます。
基本的には茶色くなり、手で簡単に折れる枝や葉を全て取り除く作業が
良いでしょう。
軍手でさわって取れるくらいの作業がちょうど良いでしょう。

本当はさらに奥の枝も剪定するとよいのですが、まだ生きている枝と
枯れてしまっている枝の見分けが難しいため、”手で折れるくらい”を
目安にして下さい。

もし可能であれば、一通り手で取り除いた後、ブロア(風を送る機械)
みたいなもので細かい枝や葉をきれいに取り除くとより良いです。

作業は乾燥した日に行ってください。


次に消毒作業ですが、園芸店等にて取り扱っています”殺菌剤”を散布する
作業を言います

お勧めの農薬ですが、サンケイオーソサイド水和剤80がお勧めです。
下記ホームページを参照下さい。

園芸店等でお買い求め頂けると思います。
説明はこのページに書いてありますので詳しくしませんが、効果的です。

なお農薬の取り扱いにつきましては、付属の説明書を良く読み
正しくご使用頂けますよう、お願い致します。


農薬の散布について、
@良く晴れた日で、最低翌日も晴れそうな日を選ぶ。
A風の少ない時か朝一番に散布する。
B散布するときは自宅はもちろん、飛散する事も配慮して近所にも
  気を配ってください(洗濯物等)
C散布後24時間は近寄らないようにする。
  出来れば散布した旨を記載し、知らない人も近寄らないようにする。

この事を守るようにして下さい。(農薬の説明書にも記載あり)

農薬散布は面倒な作業ですが、効果はあります。


 へ戻る