ロドデンドロン エターナル
科名 | ツツジ科 |
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属名 | ツツジ属 |
学名 | Rhododendoron simsii |
英名 | |
花色 | ピンク、濃いピンク、オレンジ、白 |
原産地 | 園芸品種 |
出荷形態 |
4号鉢(サラレス) |
耐寒性 | 耐暑性 | 耐陰性 | 耐乾性 | 病気 | 害虫 |
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普通
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強い
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強い
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普通
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普通
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普通
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特徴
花が咲き続ける だから長く楽しめる!
ロドデンドロン エターナルの特徴は、何と言っても花持ちが良いことです。
よくあるツツジ科の植物は、開花して間もなく花がポロリと落ちてしまいます。
ですので、ツボミ同士のタイミングが合わないとなかなか花満開の状態が楽しめません。
エターナルは違います。
1.花持ち試験の結果、長く楽しめました
・花持ち試験内容
品種:エターナル ピンク 6号鉢
場所:南向きの玄関の中
温度:最低室温 -2℃(2月)
最高室温 18℃(4月)
管理:茶色くなった花はその都度つんでいきました
撮影:約1か月おきに、真上から撮影
・結果
1月23日 出荷の状態
2月21日 満開になりました
3月23日 まだ咲き続けています!
4月20日 さすがに花も終わり気味 葉が茂ってきました
約3か月間は十分花を楽しむことができました!!
2.そのまま置ける SARALESS(サラレス)鉢を使用
「SARALESS(サラレス)」鉢を使用していますので、受け皿が必要なく
そのままテーブルなどの上に置くことができます。
※与えた水のうち余ったものは、鉢底から抜け落ちて鉢の中にたまります
3.ちゃんと管理をすれば 毎年花が咲きます
エターナルは常緑の低木です
適切な時期にピンチ(刈り込み)をして、肥料を与えれば
毎年花を咲かせることができます
なお、2年目以降の花の時期は4~5月頃になります
エターナルの花色
エターナルには次のような品種(花色)があります
エターナル ライトピンク
エターナル ディープピンク
エターナル オレンジ
エターナル ホワイト
この4色が基本セットになります
ケース単位で出荷する場合は、ピンクが多めとなります
加えて、現在固定選抜しているのが
エターナル ホワイトピンク
です いずれ「ホワイト」は「ホワイトピンク」に入れ替えていく予定です
出荷について
出荷時期は1~2月頃で、花の咲き具合は、6~7割開花した状態が基本です
1月初旬の出荷初期はもう少し固め(2~3割開花)
2月下旬の出荷後期は咲いた状態(8割ぐらい開花)になります
※注文状況によっては咲き具合は前後します
また、出荷時1ケース(4号サイズなら11鉢)に1枚
このような「ポップラベル」が付いてきます
お花屋さんの店頭などでご確認ください
育て方のポイント
置き場所:半日かげが基本、夏のきつい日差しには注意
開花期の最低気温は5℃くらい 涼しいほど花が長持ちします
日当たりの良い室内が良いでしょう 冬場はたくさん日の光を与えてください
戸外での越冬はしないでください
日差しが強くなる5月頃から、半日かげの場所に移動させてください
夏の間は戸外に置いても大丈夫ですが、なるべく涼しい場所を選んでください
水やり:用土が乾いたらたっぷりと 乾燥した室内では霧吹きを
水やりは、用土が乾いて鉢植えが軽くなったらたっぷりと与えてください
水切れはもちろんダメですが、水の与えすぎもよくありません
エターナルの根は細かいので、いつも湿った状態だと根腐れをおこします 注意してください
エターナルは「SARALESS(サラレス)」鉢を使用しています
水をたっぷりと与えたとき、余った水は内鉢の底から落ちて、外鉢の下にたまりますので
内鉢を取り外し、外鉢にたまった水を捨ててください
また、花の時期に乾燥した室内に置く場合、次に咲くはずのツボミが咲いてこないことがあります
2~3日に1回程度、霧吹きで葉やツボミに水を与えてください
花が終わったあとのお手入れ
花が終わった後は、花がらや枯れ葉を取り除き、新しい芽を伸ばしてあげましょう
コチラの動画を参考にしてください
植え替え:花が終わった後、弱酸性の水はけのよい用土を使用
時期は花が終わった後が適期です 根が回った状態でなければ植え替えの必要はありません
4号鉢→6号鉢の植え替えが適してますが、小さめの鉢への植え替えの際は
根を鋭利な刃物で少し切り取ってから植え替えてください
用土は、以前は酸性の用土が推奨されていましたが、弱酸性でもOKです
pHで表すと3.5~4 → 5.5~6です 水はけの良いものを選びましょう
肥料:春と秋に1回ずつ
お買い上げ後は肥料を与える必要はありません
花が終わった後、春ぐらいに一度与えます(株の生育のためのもの)
肥料の種類は長く効くタイプの化成肥料が効果的です
秋(10月頃)にもう一度与えてください(開花に向けたもの)
ピンチ:毎年花を咲かせるために
次の年も花を咲かせるためには、6月までにピンチ(刈り込み)をします
7月以降にエターナルは、翌年の花の準備「花芽形成」をするからです
7月以降にピンチをすると、花芽のある枝を切ってしまうため、翌年の開花が見込めません
ピンチは、株がドーム型になるように、また新芽はすべて切ってしまいます
もう一つ重要なのが、
低温に当てることです
6月のピンチ、夏越しをしたあと、11月頃まで低温に当てることによって開花が促進されます
少し寒くても戸外で管理してください
温度の目安は、最低気温5℃ぐらいの日が数日続くぐらいです
低温処理しないと、せっかくの花芽が大きくならなかったり、咲かない可能性があります
低温処理を行った後は、室内に取り込みます
購入後と同じ管理を続ければ、4~5月頃に花が咲いてきます
ご不明な点がありましたら、問い合わせからご連絡ください