斑入りヒイラギ
科名 | モクセイ科/モチノキ科 |
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属名 | |
学名 | Osmanthus/Ilex |
英名 | |
花色 | 主に白 |
原産地 | 各所 |
出荷形態 |
ポット苗-2.5号、3.5号 |
耐寒性 | 耐暑性 | 耐陰性 | 耐乾性 | 病気 | 害虫 |
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強い
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強い
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普通
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普通
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強い
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強い
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特徴
ブルーコーラルはアメリカンブルーの新品種です。
従来種アメリカンブルーの枝変わりを、約3年かけて固定させた新品種です。
"ブルーコーラル”の特徴は、大きく3つあります。(アメリカンブルーと比較)
1.立ち性で、株張りがとても良い。
茎は細く直立性があり、葉も細く短い。
また基部からの分枝が多いので、枝数が非常に多い。(約3倍)
2.花数が多い
枝数が多いということは、花が一枝に数個付くので、花の数も多くなる。(約3倍)
3.植え替えたときの生育が非常に旺盛
ここが一番のポイントです。
枝数が多いので、植え替えたときも株張りが良くなるのは当然ですが、
生育のスピードが非常に早くなりました。
5月末に植え替えた3号ポットのブルーコーラルが、同年9月には約100個の花を同時に咲かせたというデータもあります。(小関園芸にて調査)
アメリカンブルーとの比較
アメリカンブルーと比較した写真を紹介します。
これは生育試験を行うために、同じ日に挿し木、ポット上げ、刈り込みを行っています。
挿し木:2000年10月10日-200穴プラグトレーへ
ポット上げ:2001年1月11日-3号ポットへ植え替え
刈り込み1:2001年2月14日-土上4cmを目安に刈り込み
刈り込み2:2001年3月12日-土上4.5cmを目安に刈り込み
刈り込み3:2001年4月2日-土上5cmを目安に刈り込み
出荷について
ブルーコーラルは寒さに弱い植物です。
霜の当たるような場所では枯れてしまいます。
ですが以前、アメリカンブルーが3月終わり頃からお店に並んでいることがありました。
目新しさがあるため、高値で取引きされたのでしょうが、3月ではお店で枯れてしまうでしょう。
お店で枯れないにしても、お客様がお買い上げ頂いて植え込みしても枯れてしまいます。
そうすると、”アメリカンブルーはすぐ枯れてしまう植物だ”という悪いイメージが付いてしまいます。
最近はあまりなくなったようですが、季節を考えない出荷があります。
ブルーコーラルはそんな事のないよう、4月20日を解禁日としています。
この時期でもまだ寒い地域には、さらに遅くに出荷しています。
育て方のポイント
日の光をいっぱいあびて開花します
ブルーコーラルは夏の花です。開花には気温と何といっても日の光が必要です。
最低気温が15℃以上あれば、日の光が十分あたる戸外に置きましょう。
日かげや雨の日が何日も続くときは、花の数が少なくなります。
秋も深まり最低気温が15℃を下回る頃、刈り込んでから室内に戻して下さい。
冬でも室温が十分あり、南向きの日のよくあたる場所なら、夏ほどとはいきませんが、少しは花が楽しめます。
毎日水を与えないで!
ブルーコーラルは水切れに強い植物です。うっかり水やりを忘れてしおれかけても、水をたっぷり与えれば元に戻ります。(限度はありますが)
水を与えすぎて、土がいつも湿った状態では、根ぐされはおこしませんが株の成長が遅くなり、花付きがとても悪くなります。
ブルーコーラルは渇き気味で育ててください。
これくらいしおれるまでがまんして、それから水を与えるようにして下さい。
そうすれば花つきも良く、成長も旺盛になります。
プランターや大きい鉢に植える時は
ポット苗はすぐに植えることができます。
植え替えるときは水はけの良い土を選びましょう。
ブルーコーラルの根は強いので、土の種類を特に選びません。
植え替えるときのポイントは、少し深く植えることです。
そうすればもっと多くの枝が出て、花も多く楽しめるでしょう。
肥料の与えかた
お買い上げ後2ヶ月くらいは肥料を与える必要はありません。
2ヶ月を過ぎて、刈り込みを行う頃から、市販の化成肥料を月に1回ほど与えて下さい。
株の成長が旺盛ですから、大きくなるにしたがって肥料も多くして下さい。
肥料の種類、量に関しては、メールでのお問い合わせ又は園芸店等でお問い合わせください。
草丈15cmを目安に刈り込みを
株のボリュームを出したり花をいっぱい楽しむには、刈り込みを行います。
目安は草丈が15cmくらいの時です。
剪定用のハサミで半分くらいの長さまで刈り込みましょう。
その時、伸びていない枝を切るかどうかがポイントとなります。
刈り込みを行ってから約2週間は、その枝に花は付きません。
伸びていない枝の先端を切ってしまうと、2週間くらいはほとんど花がつきません。
ですが2週間後には、ドーム状のきれいな形になり、花もいっぱい咲くでしょう。
反対に伸びていない枝を残すと、花は続けて楽しめます。
ですがその枝の成長が早くなって、2週間後の株は少しばらついた感じになるでしょう。
どちらが良いかは、飾りかたによりますので、お好みの方法を選んでください。
冬場のお手入れ
何度も言うようですが、最低温度を15℃以上で管理して下さい。
成長は少しはしますが、とてもゆっくりです。
水は少なめに与えて下さい。
肥料も特に与えなくてもよいでしょう。
南向きの日の光が十分当たる場所なら、多少花は付きますが、多くは望めないでしょう。
あたたかくなるまでガマンの管理をして下さい。
春になり、戸外の最低気温が13℃をこえるようになったら、刈り込んで外に出しましょう。
はじめのうちは少し葉が痛みますが、すぐに元気になるでしょう。