旬のページ 2005年7月

7月17日(日)
2001年4月の”さくら”から始まった旬のページも、本日リニューアルする事になりました。
小関園芸のまわりでは、月に1回ではお伝え出来ないくらいの”旬”があります。
この”旬”を、出来る限りいっぱいお伝えしていきます。
”旬”のものだけでなく、ちょとしたニュースや、世間の出来事について等、テーマは様々。
管理人が思いつくままご紹介します!

あなたの意見がページに載ることもあるかも? ご期待を!!

第1回はとりあえず、今月すでに更新したページのおさらいから。

バーベナ

クマツヅラ科/バーベナ属
耐寒性 多年草

学名:Verbena Xhybrida
英名:florist's verbena, garden verbena
和名:
ビジョザクラ
原産地:
中、南アメリカ(本種は園芸品種)
用途:鉢植え、花壇
花の色と開花期:各色 5〜10月

6月まではきつかった。雨が降らない、降らない。
小関園芸のある岐阜県でも、節水が叫ばれ、びくびくしながら水を使っていました。

私たち花の生産者にとって渇水は、死活問題になってきます。
水が止まれば全ての植物が枯れてしまいます。
(この時期のキッコウリュウ以外ですが。キッコウリュウのページはこちら

生活用水は最悪支給されるので良いとして、植物に与える水はムリです。

対策として、井戸も掘ってありますので、大丈夫ですが。
さらに最悪の場合は、上水でしのぎます。ここまでなったことはないですが。

最近になって雨がかなり降り、ダムの貯水率もかなり上がってきたようです。
この地区は”岩屋ダム”のお世話になっています。
6月中旬は、一時20%を割り込み、平成6年以来の渇水と言われていました。
7月に入り、80%を越えて、一安心しました。
現在(7月7日…七夕ですね)は57.8%に下がってしまいましたが。

天気はとても良かったので、植物の生育もかなり良くなりました。
梅雨時は例年、病気のシーズンになってしまいます。
天気が良く乾燥すると、病気が発生しにくくなります。
ただ、水やりがとても忙しかったですが(笑)。


さてさて、今月は”バーベナ”です。
小関園芸の庭の角に、防火用水(地下式)があります。地元に協力しております!!
その防火用水と道路の間に咲いています。



このバーベナは、某メーカーの園芸品種のようですが、このサイトでは一応伏せておきます。
ですから今回は、説明もあまりしません。

葉です。細いらしいです。



蕾です。



開花です。放ってあるので花数が少ないです。



小関園芸にはこの1種類しかありませんが、世間にはとてもたくさんの種類、
花色があるようです。
小関園芸では雑草のように広がっています。



これだけ雨が降らなかったのに、草木は元気に育っています。
自然への適応能力はすごいですね。

実際植物も動物も、自然に勝てなかったら死んでしまい、勝った強い者だけが生き残り、
子孫を繁栄させていきます。そうやって自然に適応していきます。

人間もある意味”現代”に適応してはいるのですが、反して自然には適応出来なく
なっているような気がします。

抗菌グッズがいまだに出回っているようですが、否定はしませんが、免疫力は低下するでしょう。
私たちが子供の頃は、”抗菌”なんて言葉はなく、泥だらけで遊び回り、
その辺にある物を口に入れて生きてきました。おかげさまで丈夫です。
一応人間ドッグへ3年に1回は行きますが、全く異常がないです。
(肩こりと視力低下は年のせい?)

途中違う道を歩きましたが、年を経てまた土をさわる仕事につきました。
子供の頃と同じです。相手は自然です。いいものですよ!

小さな子供にも、ブルーコーラルをプランターに植えてもらいたいと思う今日この頃です。




クモ

日曜日は基本的にお休みです。
急な出荷か水やりがないと仕事はしません。

ただこの暑さでは、植物はカラカラに乾いてしまうので、やっぱり水やりはします。

水やりをしようと、ハウスに入ったところ、何かに引っかかりました。


クモ(蜘蛛)の巣でした。
何故か今年はクモの巣がいっぱいあるような気がします。
ハウスだけでなく、自宅まわりでもそうです。
昨日取り払っておいたのに、また引っかかったという日も珍しくないようです。

やっぱり乾燥していたからでしょうか?(6月は特に)

蜘蛛をよく見てみると、かわいいのもいます。生きるために必死ですね。
蜘蛛は害虫をも食べてくれます。

もし蜘蛛と会話が出来て、共存出来れば、

1.ハウスの中の指定の場所に巣を張っても良い契約をして、その巣は壊さない。
2.害虫は必死に捕ってもらう。
3.農薬を散布しなくても害虫がいなくなる。

といった夢のような世界が実現出来そう! 無理ですね…

同じクモといえば

こちらも雲です。
さすがに終盤はこんなクモをよく見かけました。
九州、四国は梅雨明けしたようです。岐阜のあたりももうすぐ梅雨明けでしょうか?

快晴の空も良いですね。(どちらにしろ、暑いですが。)


7月18日(月)海の日

コケサンゴの種まき@

今日、関東甲信、近畿、中国、東海の各地方で「梅雨明けしたとみられる」と発表されました。
あとは東北、北陸地方が梅雨明けしてなく、でも間もなく梅雨明けだろうとの事です。

昨日の予想通り梅雨明けしましたね。

その発表の通り、今日は快晴で空気も昨日と比べてとても乾燥し、過ごしやすかったです。
とはいえ、今年始めての酷暑日(35℃以上)を記録しました。(小関園芸調べ)
暑かった…

そういえば梅雨ですが、梅雨入り、梅雨明けの日は意外に曖昧らしいですね。
今日みたいに宣言はするのですが、後で修正することも多いみたいで。
今回の梅雨明けは分かりやすかったのですが、梅雨入りは、宣言したのに晴れの日ばかりで、
「本当に梅雨?」みたいな梅雨入りでした。修正されるのでしょうか?

天気予報でよく言う「平年に比べて」とかは、修正後の日と比べるのでしょう。(多分)
決める方々、ご苦労様です…


今日は少し時間があったので、コケサンゴの種まきをしました。



普通はこうやって、売り残しの株を箱に植えます。数ヶ月すると箱いっぱいになるので、
切り取って鉢に植えます。



今回はこの実を使います。



株が切れないように実だけ丁寧に取ります。

 

ちょっと見づらいですが、種が2個入っています。
実の大きさに比べると小さくて少ないですね。



大きさはこんな感じ。



集めてみました。



水でサッと洗い、ゴミや粘りを取ります。
沈んでしまった種は使えませんので、捨てます。
(浮いた種だけが良い種だと思います。多分)



適当なガーゼで水を切って、広げて乾かします。
ちなみにこのガーゼは、冬場大活躍したマスクを分解したものです。(ちゃんと洗濯してありますよ(笑))

これを日陰で1日ほど乾かします。

次回は種を播いてみます。お楽しみに!

7月20日(水)

コケサンゴの種まきA

種まきの第2回です。そろそろ乾いたので播きます。



パリパリに乾いてしまいました。昨日やってもよかったような…



8号の浅鉢に土を入れます。用土はオリジナルの植え込み用土です。
水はけがよければ、ある程度どんな土でも良いようです。
コケサンゴの根は浅いので、浅鉢でもさらに土を少なくします。

その後、たっぷりと水をかけます。



種を播きます。全体的にまんべんなく、パラパラと。



覆土をします。土もパラパラと種が見えなくなる程度かぶせます。
種が小さいので、覆土が多すぎないように注意します。



最後に水をたっぷりと与えます。
その後は、日陰の涼しい所においておきます。
何日で芽が出てくるでしょう?

2日に渡った”コケサンゴの種まき”ですが、実は始めての試みです。
正解でないかもしれませんし、他の方法が良い場合もあります。
チャレンジするのは構いませんが、結果の保証はしませんので、あしからず。

あと種まきの良い時期は春らしいです。夏は無理かな〜?

結果を期待しましょう。 芽が出てきたら、またレポートします。

お楽しみに!!

7月21日(木)



今日は暑かったです。36℃まできました。(小関園芸調べ)
ハウスの中は40℃を越えています。溶けそう…

今日は犬です。うちには2匹の犬がいます。両方とも柴犬で、親子です。
両方とも番犬として大活躍していましたが、母親の方はもう年で、かなり弱ってきました。



母親の”エリ”です。14才と8ヶ月になります。人間にすると80才くらいでしょうか?
目はあまり見えていません。耳もよく聞こえていないようです。
かろうじて鼻は利いているようです。
以前は元気いっぱい飛び回っていたのに、見る影もないです。



一方こちらは子供の”ギンタ”です。♂で12才と7ヶ月になります。
黒い柴犬です。
”ギンタ”はまだまだ元気いっぱいです。

以前散歩に行く途中、首輪が外れてしまい、家の前の道に飛び出してしまいました。
ちょうど車が来て、ギンタは車のバンパーに当たりました。
外傷はなかったですが、ふらふらし、おう吐したりで、やばい状態でした。
1ヶ月くらいはたまに”けいれん”を起こすことがありましたが、直りました。
あれからもう4年は経っていますが、相変わらず元気です。
悪運の強いやつ。愛きょうたっぷりです。



”エリ”はこのゲージの中にいます。おかげで運動不足にはなりません。
(運動も出来ない状況になってしまいましたが)



2匹とも一応血統証付きです。



”エリ”の血統証。本名は”一鉄姫”と言うようです。



こちらは”ギンタ”の血統証。本名は”黒市”と言うようです。



今日もウロウロしています。この暑さでも何とか動いています。
つらいでしょうに…

番犬としてはもう役に立たなくなってしまいましたが、
私たちの生活を和ましてくれる、家族の一員です。

7月23日(土)〜24日(日)

セミナーに参加

東京で行われた、”花葉会”のサマーセミナーに参加しました。
花葉会のHPはこちら。

http://www.kayokai.net/

花葉会とは、千葉大学園芸学部花卉園芸学研究室の団体で、毎年この時期に
”サマーセミナー”を行っているようです。

この度始めて参加しました。

今回のテーマは”動き出した生産者育種”ということで、
この業界トップクラスの先生方、生産者の方々の講演がありました。

写真は無許可のため、載せられません。

小関園芸も、3つの植物を種苗登録し(1つは登録、2つは申請中ですが)、
今後はこの”育種”というキーワードで進みたいと思っていた折りのものでした。

さすがレベルが高く、とても良い講義を聞いてきました。

色々やりたいことが増えてしまいました。
少しずつHPでも紹介していきたいと思います。

とりあえずは、登録品種”ブルーコーラル”をより多くのお客様に紹介していきたいと思います。

お楽しみに。

7月26日(火)

台風

今日午後8時頃、台風7号が千葉県に上陸したようです。
今年始めて上陸した台風になりました。
各地で大雨の被害もあるようで、今後も気の抜けない状態ですね。

幸いな事に、小関園芸のある岐阜では、ほとんど風は吹かず、
雨も非常に少なかったです。

私たち生産者にとっても、台風はとても怖いものです。
はっきりいって神経がすり減ります。

仕事がら天気予報は毎日見ていますが、とりわけ台風の情報が入ると、
天気予報チェックは頻繁になります。

他地域の方には申し訳ないのですが、ここまで来たら自分が大事。
何とか避けてくれと祈るばかりです。

何でそんなに大変かというと、風でハウスが飛ばされてしまうかもしれないからです。

と言うことで、今日はハウスについてご紹介!


一般に”ハウス”は”house”で、”家”ですが、お花の業界では”ビニールハウス”を挿します。
植物を育てる家ですから、間違いではありません。

ビニールハウスといっても種類は色々あります。

本格的に建てるとこのような、



大きいハウスになります。
これは業界で”屋根型”と呼ばれ、鉄骨でしっかり建っています。
このハウスであれば、台風、雪でも大丈夫です。
閉め切っておけば、住宅と変わらない安心感があります。

 

しっかりとした鉄骨。



中にカーテンもあります。今は強い日差しを遮るカーテンを、
冬は熱を閉じこめるカーテン(小関園芸では2重)を使います。



屋根には窓があり、カーテンと共に自動制御されます。
管理はとても楽です。

が、

建てるのにお金がかかります。当然。
小さいものでも1千万円くらいから、大きくなると1億円という話も聞いたことがあります。
もちろん大きさだけでなく、中の設備にもよりますが。

ですから、この中で育てる物は、しっかりお金を稼いでくれる植物でないと困ります。


お金が無いときは、安いハウスを建てます。
比較的安いのが、業界で”パイプハウス”と呼ばれるものです。

その名の通り、パイプで出来ています。
他に”かまぼこ”と呼ばれることもあります。

本当に簡単で小さいものなら、10万円そこそこで出来ます。



小関園芸で一番古いパイプハウスです。



パイプが柱になります。これは22mmのパイプなので、細い方です。
最近ではもっと太いパイプを使ったパイプハウスもあります。
これならちょっとした台風にも耐えられるようです。

見るからに弱々しいパイプハウスですが、やっぱり飛ばされやすいです。
または潰れることもあります。

10年以上前の話ですが、パイプハウスにビニールを張ったまま台風に遭遇し、
風がハウスの中に入り、パイプの柱を抜いて、隣のハウスのガラスを割った
事もありました。 その時はかなりの損害でした。


そう、パイプハウスは弱いのです。
ハウスですから、ビニールを張っているのですが、それが風の抵抗になって、
ハウスを潰してしまうのです。



3年前に補強を入れました。潰れないようにです。
ちょっとした台風には耐えられるでしょう。

しかし、どれくらいの風が吹くかは、来てみないとわかりません。

天気予報の台風進路を確認し、過去のデータも参考にして考えますが、
自然の起こす事。未だに天気予報が当たらないように、
大丈夫かどうか、当てるなんて無理です。

だから昨年までは、ちょっと危ないと思ったら、ビニールを全て外していました。
潰れるよりましだからです。

大変な作業です。
外す作業は半日くらいで出来るのですが(気合いが入りますから)
戻す作業は、3人で2日くらいかかります。当然その間は、普段の作業はストップ。

昨年はいっぱい台風が上陸しました。いやになりました。
5回くらいは、ビニールを外して、被せてを繰り返しました。
ここまでくると、作業が大変だけでなく、ビニールも傷んできます。

そこで、無いお金を絞り出し、全天候型のビニールハウスに改造しました。

 →  → 

屋根が開いていきます。手動ですが、結構簡単に開きます。
台風ではまだ使っていませんが、普段も屋根を空けると、ハウスの中がとても涼しくなります。
厳しかったですが、とてもいい改造をしたと思っています。

これで、台風が来ても1/10の時間で準備、片付けが出来ます。
何より、安心です。



今では、全てのパイプハウスがこのように、全天候型に改造してあります。


でも、やっぱり台風が来たら心配です。

自然を相手にした仕事の一番つらい所ですね。

7月27日(水)

シクラメンの花

今日は台風一過のとても良い天気でした。
吹き返しの風がちょっと強かったですが、湿度も低く、仕事をしていても快適でした。
東京では35℃を越えたとの事ですが。

今日の話題はシクラメンです。
今頃花がたくさん咲き始めました。



咲くのが早い品種だけですが、先週くらいから、ぽつぽつと咲き始めています。
たまにあることですが、実は今は咲いて欲しくない花なのです。



こんな時期でも、結構きれいですね。

花が咲く豆知識をひとつ。

花って何で咲くのでしょう?
基本的には、子孫を残すためです。花を咲かせ、虫や風により受粉し、種を作ります。
子孫は種から出来ます。(他の方法で子孫を残す植物もあります)

逆に花を咲かせるためにはどうしたらよいのでしょう?
シクラメンを「子孫を残さねば!」という状態にすることです。
具体的には… 過酷な状態に追い込む…

いじめるのです。

しおれるまで、水をあげなかったり、
肥料を与えなかったり。

そうやって私たちは花を咲かせます。
ブルーコーラルは特に、乾かし気味でないと花が多く咲きません。
そうでない植物もありますが、多くがそうです。

お客様が欲しい時期に花を付けて出荷するためには、そういったコントロールをします。

ちょっとかわいそうですが、仕方ありません。

シクラメンも、水をあげない事はないですが、やっぱり水も肥料も少な目にすると、
後に蕾が多くなります。

お客様からのメールに
「花がなかなか咲かないけどどうしたらいいの?」
という質問があります。
状況をよく聞いてみると、結構かわいがりすぎの事が多いです。
適当に管理している人の方がうまく行く場合もあります。

これは趣味園芸のひとつの”壁”だと私は思います。
ここの所をクリアすると、あなたもレベルアップするでしょう。



さて、花を全て抜いてしまいました。
花があると、肥料分を花に取られて、株の生育の妨げになることと、
花は害虫を呼びますので、あまり好ましくないのです。



一株につき多くて2〜3本ですが、積もるとこんなにいっぱいになりました。

今は花茎(花の下の部分)が短いのでしませんが、寒くなってきた時に取る花は、
切り花のように飾ります。
生産者ならではの、贅沢な切り花です。


こうやって、冬に向けて生産していくのですが、順調にいかない事も当然あります。

そうすると
かなりやばいです。

お客様が欲しくない時期に花が咲いてしまったり、状態が悪かったり、
最悪は病気で枯れてしまうこともあります。

昨日の台風もそうですが、こちらも神経を使います。
シクラメンは特にです。

だからうまくいった時の喜びは大きいのです!
今年のシクラメンもがんばります!!

7月28日(木)

消費税

現在の消費税は5%です。
物を買うと余分に払います。
最近は”税込表示”が義務になっていて、余分に払っている事を忘れてしまいます。
でも余分に払っています。

今日の話題は払うだけでなく、貰う消費税もです。

株式会社も有限会社でも、さらに個人の事業者でも、ある一定の時消費税の処理を行う必要があります。
簡単には、年間売り上げが1000万円以上の課税売り上げがある場合です。

以前は3000万円以上でしたので、小関園芸は消費税とは無縁(でもないですが)でした。
バレてしまいましたね。それくらいの売り上げなんです。

今回法律が変わって、消費税の処理をすることになりました。
税理士さんを入れずに経理を行っているので、私がやります。
でも、わからん!

で、親切に説明会を開いてくれてたので、行ってきました。
どうやって処理をするかは、よく分かりました。

が、

何でそんなことしなきゃならないの?
3000のままでよかったじゃないの!

偉い人が決めたことなので、よく分かりません。
よく分からないから、反論も出来ません。

税金は大切です。それで道路が出来たり、学校に行けたり、警察に守ってもらったり…必要です。
変な使い方さえされなければ…

知らないという事は恐ろしい事です。知らない間に勝手に色々されています。不満も出てきます。
知っていれば納得出来るかも? よけいに不満になったりして。

賢くなりましょう!もうちょっと関心を持ってみましょう!
何も知らず、ただグチるだけでなく、何か行動してみたいと思います。
でも消費税は払わなくちゃいけないでしょう。 


7月29日(金)



26日の”台風”に続き、自然の驚異シリーズ第2弾”カミナリ”です。
シリーズと言っても、次いつかは分かりませんが…

今日夕立が来ました。突然「ゴロゴロ」。
雷が来ても大変です。

暑い夏は、ハウスの窓という窓は全開です。
夕立の時はいつもの5倍くらいの早さで体が動きます。
6つあるハウスの窓を閉めていきます。

時には遅れて、全身びしょ濡れになることもあります。

それに雷が加わると、もっと大変です。
雷が電線を伝わって、機械に入ると、壊れます。
都会ではあまりないですが、田舎はそういうことはしょっちゅうです。

自宅のテレビなどなら、確かに壊れるとへこみますが、生活に支障はきたしません。

ハウスの扇風機、暖房機や窓のコントローラーが壊れると… 考えただけでぞっとします。
損害はかなりでかいです。
また、暖房機はいいのですが、扇風機などは使えなくなるので、翌日大変です。

ですから、雷がかなり近くなると、ブレーカーを落とします。
次に自宅へ行って、テレビやパソコンのコンセントを抜きます。
一応、雷対応のタップコンセントは使っているのですが、100%信用出来ませんし。

誰か信用できるか教えてください。だめだった情報もあったら教えてください。
こちらから→

ということで、1時間くらい仕事中断しました。
おまけに大して雨が降らず、ただ蒸し暑くなっただけでした。
やっぱり自然には叶わない…


7月30日(土)

花火

夏の風物詩”花火”の話題です。

小関園芸のある”坂祝町”でも花火が上がります。
人口わずか9千人弱の小さな町ですが、5000発の花火が上がります。
昨年は6100発だったらしいです。

私はこの坂祝町の花火を、違った角度で見ています。

実は坂祝町の消防団に入っていて、毎年花火の時は、警備で出動するからです。

田舎で自営をしている人は、ほとんどが入るあの”消防団”です。



打ち上げ場所はこんな所です。
木曽川の河原で打ち上げられます。

左側に木が見えますが、この上にも火の粉が落ちます。
火事にならないように、警備するのです。



警備だけでなく、放水もします。
こんなふうに準備して、花火の前と後に水をかけます。

幸い、最近事故等なく、大事にはなっていませんが。

本当は水を出している写真も欲しかったのですが、作業中のためなしです。

代わりに、首が痛くなるくらい真上で上がる花火をご覧下さい。
(全てケイタイのカメラで撮りました)




 
  

今年まだ花火に行っていない方、ちょっとは楽しめました?



ちなみに近すぎるため、こんなカスもいっぱい降ってきました。
体に灰がいっぱい付きました。

こんな感じで、地元に貢献しています。

消防団といえば、年に決まった時期、毎晩のように出動します。
そんなときは、仕事が一行に出来ません。

この旬のページが止まったとき、それは消防団活動をしている時でしょう。


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