旬のページ:2004年11月

ハクサイ

アブラナ科/アブラナ属
二年草

学名:Brassica rapa
英名:Chinese cabbege
和名:
白菜
原産地:
中国
用途:食用(鍋物、漬け物等)
花の色と開花期:黄色、3〜5月頃

地震、台風等で被害に遭われた被災地の方々に、お見舞い申し上げます。

この所悪いニュースばかりが耳に入ってきます。
小関園芸のある東海地方は、地震の起こる確率が高い所ですが、今のところ発生していません。
ですが、新潟の地震のニュースを見ていると、明日は我が身と警戒しています。

そして台風については、小関園芸も本当に悩まされました。
幸いなことに、大した被害はありませんでしたが、それでも毎回ハウスのビニールを下ろしたり、
中の植物を移動したりで、大変でした。
ビニールを張ったままにしておくと、ビニールが破れることもしばしばで、最悪の場合は骨組みごと
飛ばされることもあります。
今年は5回くらい作業をしたでしょうか?1日仕事ですし、とても疲れます。

そんな中の今月の旬は”ハクサイ”です。
今年は悪天候の影響でハクサイの値段が高騰しているようです。
小関園芸の庭のハクサイもやはり小振りですが、それでも何とか収穫出来ました。



ハクサイはアブラナ科の二年草で、耐寒性もある冬の野菜の代表格です。
寒い冬には鍋!その具にはもってこいの野菜です。
原産は中国で、江戸時代から明治時代の頃日本に来ました。
今では無くてはならない野菜のひとつとして、全国各地で生産されています。
春には黄色い花を咲かせます。写真は無いですが、アブラナ科特有の花です。



ご存じの通りハクサイは殆どが葉で出来ています。
一番外側の葉は一番古い葉で、新しい葉が中心で次々に出来ていきます。

この葉を狙う悪いやつらがいます。



虫たちです。こちらのハクサイはかなり虫に喰われています。



この葉はボロボロにされました。人間が食しておいしいものは、
やはり虫にもおいしいようです。



小関園芸では野菜にも極力農薬を使いません。ですからこのように網を張って
虫の進入を防いでいます



それでも隙間から虫は入ってきます。主な原因は蝶などの幼虫です。



少し見づらいですが、小さな虫も食べています。



収穫の時はこのように外側の汚い葉を落とします。
外側に汚い葉が多い程、食べられる部分は小さくなってしまいます。

ハクサイの生産者は、今年は大変でしょう。
私たち花の生産者は、ある程度ハウスの中で栽培しますので、天候に全く左右されない
とは言えませんが、雨がしのげたり、ある程度の温度調節は出来ます。
ハクサイも含めた畑で生産する時は、天候に大きく左右されます。

いくら産業が発達したとしても、自然の力にはかなわないと痛感させられます。
植物に携わっていると特に感じます。

環境問題が叫ばれている今日、少しでもお役に立てればという気持ちもあって
この仕事を続けています。
でも一番大事な事は、人間一人一人がその気持ちを大切にする事だと思います。


AccessCounter