旬のページ:2003年8月

ニラ(韮)

ユリ科/ネギ属
多年草

学名:Allium tuberosum
原産地:アジア


今年の梅雨はとても長く、8月に入ってようやくしっかり明けた気がしますね。
とても多い降水量、日照不足などで、全国的に農作物への影響が心配されます。
小関園芸の生産品目にも少なからず影響が出ています。
フユサンゴは実の付きが悪く枝が伸び、出荷も遅れました。
シクラメンは日照不足から葉が伸びましたが、何故か花がいっぱい咲いています。

そんな中でもお客様の求める時期に最高の品質で出荷しなければなりません。
これが農産物の一番難しいところでしょう。

さて話がそれましたが、ニラを見つけました。



花だけ見ていると他のものに見えます。
実際ニラは、食用として多く栽培されていて、一般にも葉のイメージが
あると思います。



こちらがご存じのニラの葉です。餃子が食べたくなってきました。

ニラはユリ科です。属はネギ属です。ネギの仲間というのはそのままですか。
実は山野に多く自生しています。
葉だけを取っても幅約4mm、高さも30cm程ですから、見つけにくいのかもしれません。
花も細かく、ゴージャスとは言えません。
ですがよく見てみるとかわいい花です。



花のアップです。少しかためです。
外側から順に咲いていきます。



ニラはユリ科ですから、球根があります。
そこから葉が出てきて、その間から花茎が伸びてきます。



こちらが蕾の状態です。これだけ見ると1輪の大きな花が咲きそうですね。



これが咲き始めるとこうなります。様子が違ってきます。

小さい花ですが、これからいっぱい楽しめるというのも良いものです。



お得意の虫写真です。
旬のページを長く掲載していていつも思うことですが、だいたい虫が花の近くに
いて、蜜を取っています。
時に虫は、葉を食べ花も食べ、植物自体を枯らしてしまうほどダメージを与えることも
あります。しかしそれも虫が生きていくための行動。
以前も述べたかと思いますが、そんな虫を殺してまできれいな植物を出荷しなくては
ならないという罪悪感にもとらわれることがあります。
仕方のない事でしょうか?
私たち生産者はただ、当たり前のようにきれいな物が育てられるわけでなく、
その陰には色んな努力があるということを伝えたいのです。
他の生物との共存の中で植物を生産していきたい、だから多少のキズや形の悪いものも
許してもらいたいのです。
農薬たっぷりの植物よりはましだと思います。大半の輸入農産物のような。

    

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