旬のページ:2002年11月

リンゴ
バラ科/リンゴ属
大型低木
学名:Malus pumila
英名Apple
原産地:支那(?)

過ごしやすい秋を一気に通り越し、冬が到来しました。
11月の初めにこのあたりでも初霜が降りました。本当に異常気象ですね。

食欲の秋といいますが、それに合わせたのか偶然か
小関園芸でも秋から冬にかけて色んな食べ物が採れます
ちょうどこの時期はリンゴです。



自称果樹園には、ミカン、リンゴ、栗、スモモ、カリンやブルーベリーが植えられています。
それぞれの季節に旬の味覚を味わうことができます。



リンゴの木はミカンのとなりにあります。



こちらは青いタイプ(品種は不明)で、たわわとまではいきませんが、
たくさん成っています。
もちろん本業は鉢花生産ですから、この果樹園の植物はすべて趣味です。
最近はなかなか忙しく、本業をおろそかに出来ないので、
リンゴにあまり手をかけられないでいます。
ですから農薬の散布もほとんどなく、



こんな実もいくつかあります。

実はこのリンゴ、青いタイプの他にもう1本赤い実を付ける木がありました。



これがその木です。しかしどこにも実は付いていません。
春にはいっぱいの花を付け、ほとんどが結実しました。
予想以上に多くの実が付いたので、途中摘果作業
(実を取り少なくする。そうすることにより、栄養の分散を抑え大きなおいしい実になる)
を行い、おまけに害虫から守るため袋で覆いました。

つい2週間前、様子を見に行くと立派に大きく、色も赤くなってきました。
より色を濃くするために、覆ってあった袋を取り外し、あとは収穫を待つばかり...

と、ところが!

つい先日収穫に訪れると、50個以上実っていたリンゴがほとんどありません。
かろうじて残っていた2〜3個は、出来ぞこないの小さいものでした。
盗まれてしまったのです。

犯人は多分人間だろうと思います。
近くには野生化したアライグマもいるという話は聞いたことがありますが、
アライグマや他の動物であれば、それらしい跡が見られます。
しかも人間の足跡(家族のものではない)も発見しました。
収穫間際のちょうど良いときを見計らって盗っていったのでしょう。
以前からチェックしていたのでしょうか?

やりきれない気持ちになります。
大事に育てたリンゴが、今はありません。



普通リンゴは、このように持ち、上に上げてやると簡単に取れます。



しかしその木には、このような無惨な荒らされた枝が残るのみとなりました。

しかしただ気落ちしている場合ではありません。
まだもう1本のリンゴとミカンが残っています。
これも盗られる可能性があります。

色々と考えた結果、道路に面した場所にフェンスを張ることにしました。



しかも有刺鉄線です。



本当はこんなことはしたくはないのですが、仕方ありません。
動物であれば、他の方法を思いつくのですが、人間となると...
こんなフェンスでも入ろうと思えば入れますから、
絶対な効果は期待できません。が、何かをしないと気がおさまりません。

あれからしばらく経ちますが、今のところ他の作物への被害はありません。
それでも悲しい気持ちだけは残ります。

ほんの10年くらい前は、このあたりもとても平和でした。
この道も交通量はとても少なく、日曜などは道の真ん中で
キャッチボールが出来るほどでした。

しかしここ最近、道には車があふれ、この地区には
国外の人も含め見知らぬ人たちが住むようになりました。

他の人が悪いわけではありませんが、そうやって人が増えると、
治安も悪くなってくるのが現状です。
こんな景気も手助けしてか、空き巣等の犯罪があったことも耳にするようになりました。

特に思うのが、小関園芸が営む鉢花生産の仕事です。
農業ですから、住宅が増えればそれらへの影響も大きくなります。
とてもやりにくくなってきました。

数年後にはすぐ近くを2桁と3桁の国道のバイパスが通る予定です。
この辺りももっと街になるでしょう。

もっと田舎に引っ越そうかな...と、出来ないことを思う今日この頃です。

    

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