旬のページ:2002年3月

オオイヌノフグリ
ゴマノハグサ科/クワガタソウ属
二年草
学名:Veronica persica
原産地:ヨーロッパ

小関園芸から畑へ向かう道端に、とても小さな青っぽい花を見つけました。
普通に歩いていると見過ごしてしまいそうな小ささです。
”オオイヌノフグリ”です。



オオイヌノフグリは雑草です。遠くから見るとよくわかりません。



足を止めてじっくりと見てみると、小さなかわいらしい花がたくさん咲いています。



こんな木の根元にもいっぱい咲いています。



"オオイヌノフグリ”はヨーロッパ原産の二年草で、明治初期に日本に持ち込まれた帰化植物です。
今は畑や道端で普通に見ることができます。
在来種は”イヌノフグリ”です。同じような生え方をしていますが、
花が赤紫色で、直径3〜4mmと小さいのが特徴です。
”オオイヌノフグリ”の花はごらんのような色で、直径も8mm程と、”オオ”と付くだけのことはあります。
名前の由来は、果実の形が犬のフグリに似ているからということです。
”フグリ”って何? ご自分で調べてみてください。(笑)
こんな名前もありなんでしょうか...

もっと近くに寄って見てみましょう。

 

アップで見るともっときれいに見えます。
葉もちゃんと付いています。
先にもあるように、”オオイヌノフグリ”は雑草です。
子供のころに見たことはありますが、こんなにじっくりと観察したことはありませんでした。
雑草とばかにできないようなりっぱな植物です。
日本に入った時はもっと注目を浴びたのではないでしょうか。
それが頑丈なばっかりに、雑草扱いをされるようになったのではと思います。

最近の園芸業界では、新しい植物を世に出してもすぐに飽きられるので、
海外から珍しい植物を常に取り入れなければというところがあります。
それは悪いことではありませんが、時に日本の環境に合わず、すぐ枯れてしまうような
ものもめずらしくありません。

確かに私たちの新商品のアピールのしかたも良くありません。
ですがもう少し長い目でその植物を見て、どうやったら長く楽しめるかを調べてみるのはどうでしょう。
そんなとき、このホームページも役に立つかもしれません。(まだまだ不十分ですが)

外の新しいものばかりを追い求めるだけではなく、身近にあるものをもう一度見直してみる、
そんなことを小関園芸では、これからやっていきたいと考えています。

 

私たちが見向きもしないその場所で、虫たちが楽しそうに飛び回っています。
こんな普通の、でも忘れてしまったような自然を楽しんでみるのも良いものです。
春の訪れをしっかりと感じることができるはずです。



    

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